いなかきなこのどこへながれていくのかな

洋服縫って主にイベントで販売中。流れ着く先はどこなのか模索中。

布を持っているのと言われました

イベントにて。

熱心に見ているのでお声かけしたら....

 

『お店はどこ?』

「店はありません。イベントを中心に活動しています。」

『どこで縫っているの?』

「自宅です。〇〇市から参りました。」

 

『布を持っているの』

「はい?」

『昔ね(20年前とか)、人からもらったの(だの買っただの)』

「はい...」

『もったいないからこうしてワンピースとかになれば...』

 

....捨ててください。

その布はシルクだったりウールだったりです。

虫が食ってるのでは?

そして長年しまっておいた独特の匂いがするはず。

 

20年しまっていて今さら仕立てて着ますか?

軽ーい気持ちで言われてるのでしょうが

イベントに出している価格では縫えません。

 

ネットで調べれば仕立ててくれるところはあります。

その価格をみたら頼まないかも。

 

という言葉を飲み込み

丁寧にお断りするのでした。

 

「布を持っているの」はよく言われます。

あと「着物を洋服にリメイクしたい」も言われます。

で、その布は20年以上前の物というのが多いです。

(着物はまずほどく手間があります。)

 

ものを大事にすることは良いことだと思います。

でも私はお役に立ちません。